【2025年】新NISA 運用方針 つみたて投資枠&成長投資枠をそれぞれ解説!
どうも、Dr.御餅月です。
化学系企業のいち会社員である私の新NISAの投資方針を解説していきます。
2024年1月に新NISA制度がスタートしましたが、ほかの会社員の投資方針は気になりませんか?
そこでこの記事では私が実際におこなっているNISAの運用を公開します!
- 新NISAを始めようと思っている人
- 新NISAを始めたが何をどうするか悩んでいる人
- ほかの会社員が実践しているNISA方針を知りたい人
結論
購入銘柄は1種類にしてシンプルに運用。
購入銘柄はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)。
つみたて投資枠は毎月分散購入するドルコスト平均法を採用。
成長投資枠は年初一括投資し、運用期間をできる限り長く確保。
枠ごとに購入方法を使い分けてそれぞれのメリット・デメリットを享受。
枠 | 購入銘柄 | 購入タイミング | 購入額 |
---|---|---|---|
つみたて投資枠 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 毎月購入 ドルコスト平均法 | 月10万円 計120万円 |
成長投資枠 | 年初一括購入 | 計240万円 |
NISA制度とは
そもそもNISA制度(少額投資非課税制度)とはどんな制度でしょうか?
通常、株式や債券などの金融商品から得られる利益には税金がかかります。たとえば、配当金や売却益が発生した場合には約20%(所得税, 住民税など)がかかります。したがって、利益を全額受け取ることはできません。一方で、NISA制度を利用して開設した証券口座(NISA口座)で行った取引で発生した利益は、非課税になります。この税金が免除される制度をNISA制度といいます。NISA制度には長期積立投資を目的としたつみたて投資枠とよりリスクをとることができる成長投資枠があります。NISA制度を利用できるのは計1,800万円までです。また、一年間に投資できる上限はつみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円の計360万円/年で、最短で5年で満額入金可能です。
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
---|---|---|
非課税保有期間 | 無制限 | 無制限 |
NISA制度期間 | 恒久化 | 恒久化 |
年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
非課税保有限度額 | 1,800万円 | |
1,200万円(内数) | ||
対象商品 | 長期・分散投資向けの 投資信託 | 上場株式・投資信託 |
購入銘柄eMAXIS Slim米国株式(S&P500)とは
私はつみたて投資枠、成長投資枠で銘柄は統一しています。三菱UFJアセットマネジメントのeMAXIS Slim米国株式(S&P500)という投資信託を購入しています。この投資信託は、株価の成長が期待できる米国の株式市場の株価指数であるS&P500指数に連動することを目指して運用されています。最大の特徴は、シンプルで分かりやすく低コストなインデックスファンドである点でしょう。
つみたて投資枠 運用方針
購入銘柄は統一していますが、購入の仕方を枠ごとに変えています。
つみたて投資枠では毎月毎月定額購入する積立投資(ドルコスト平均法)で購入しています。
Dr.御餅月はドルコスト平均法で、毎月10万円分の
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を購入しているよ!
ドルコスト平均法とは
ドルコスト平均法とは、価格変動のある金融商品(株、債券など)を一定金額で定期的に購入する投資方法です。
ドルコスト平均法 メリット
タイミングを気にせずに投資をすることができます。投資の基本は「安く買って高く売る」です。しかし、現在値から値上がりするか値下がりするかを予想するのはプロトレーダーでも至難の技です。投資タイミングを見極め続け、下がったら購入しようとしていつまでも購入できない、、、なんてことも。そこで、現在値にかかわらず定額を定期的に購入することで、その期間の平均的な価格で金融商品を購入することができます。
ドルコスト平均法 デメリット
平均以上の投資成績を修めることはできません。平均的な価格で購入している以上、同じ投資商品を購入している人たちの中では良くも悪くも平均的な成績になります。その裏返しとして、購入売却タイミングを大失敗する可能性も低くなります。
成長投資枠 運用方針
成長投資枠では年初一括で購入しています。
Dr.御餅月は年初に、240万円分の
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を購入しているよ!
一括投資とは
一括投資とはまとまった資金で一度に投資商品の購入に当てる投資方法です。
一括投資 メリット
運用期間を長くとることができます。理屈の上では長期的(15年以上)に見て市場は成長していくため、少しでも運用期間を長くとることが大切です。年初に一括投資を行うことで、年末に一括投資する場合と比較して約1年間長く運用を行うことができます。
一括投資 デメリット
高値掴みになる可能性を否定できません。年初から年末にかけて価格が下落した場合は、ドルコスト平均法と比較して含み損が膨らむことになります。その裏返しで、年初から年末にかけて価格が上昇した場合はドルコスト平均法と比較して含み益は大きくなります。
まとめ
わたくし、Dr.御餅月の2025年NISA運用方針は以下の表の通りです。
購入銘柄は1種類にしてシンプルに運用しています。購入銘柄はeMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。
つみたて投資枠は毎月分散購入するドルコスト平均法を採用しています。
成長投資枠は年初一括投資し、運用期間をできる限り長く確保しています。
枠ごとに購入方法を使い分けてそれぞれのメリット・デメリットを享受する投資方法を採用しています。
枠 | 購入銘柄 | 購入タイミング | 購入額 |
---|---|---|---|
つみたて投資枠 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 毎月購入 ドルコスト平均法 | 月10万円 計120万円 |
成長投資枠 | 年初一括購入 | 計240万円 |